【富山県庁】集団討論:過去の出題テーマ|採用試験

【富山県庁】集団討論:過去の出題テーマ

【2020】

(1)本県の食品ロス(食べられるが廃棄)の約6割は家庭から排出され、うち約7割が未開封の食品で、全国平均の46%に比べ多い。また、外食産業でも食べ残しが5割以上を占める。食品ロスが発生する課題や背景を踏まえ、消費者・事業者に対する県の効果的な取組みについて自由に話し合ってください。

(2)障害のある方への理解を深め、障害の有無にかかわらず、すべての人が地域の中で相互に尊重しながら支え共に生きる「共生社会」の実現に向け、県はどのように取り組めばよいと思うか、自由に話し合ってください。

(3)ある自治体では、子どものインターネット・ゲーム依存症を防ぐため、一日のゲーム時間を制限する全国初の条例が施行されました。罰則規定もなく、そもそも家庭内のルールで決めればよいという意見もある中、条例で規制することの意義や効果についてどのように考えるか、自由に話し合ってください。

(4)富山湾の海岸漂着ごみの約8割が県内から流出したごみと言われていますが、美しい富山湾の景観や生態系を守るために行政としてどのような取組みが効果的か、自由に話し合ってください。

(5)大雨等により自治体が住民に避難を勧告しても、実際に避難されない場合があり問題となっていますが、被害を最小限に抑えるため、避難行動に結びつく効果的な災害情報の提供方法について、自由に話し合ってください。

(6)女性の就業率は増加傾向にある一方で、管理職に占める女性の割合は、日本は世界的に低い水準にあるといわれています。管理職に就く女性を増やすために県はどのようなことに取り組めばよいか、自由に話し合ってください。

(7)県では、ICT教育の推進のため、教育現場におけるICT環境の整備を進めていますが、さらに広めるための課題とその対応策について、自由に話し合ってください。

(8)新型コロナウイルスの感染拡大防止のため学校の臨時休業が行われましたが、子どもの学力維持のため、行政として今後どのような取組みが必要か、自由に話し合ってください。

(9)子どもの虐待をなくすためにはどのような対策が必要か、虐待が生じる理由や背景も踏まえ、自由に話し合ってください。

(10)ふるさと納税は生まれ故郷や応援したい自治体に寄付をする制度ですが、近年返礼品の内容や額が問題視されています。自治体を応援する寄付者がいる一方、返礼品や減税目的の寄付者もいることを念頭に、富山県はどのような返礼品の内容が望ましいか、自由に話し合ってください。

(11)社会的マイノリティを認め、多様性を尊重した共生社会の実現のためには、県としてどのようなことに取り組めばよいか、自由に話し合ってください。

【2019】

(1)大相撲やバスケットボールなど、スポーツ界において富山県出身の選手が大いなる活躍を見せています。今後、さらに県全体のスポーツ振興を図るために、県としてどのようなことに取り組めばよいか、自由に話し合ってください。

(2)男性の家事、育児参加を促進するための取組みをどうすべきか、自由に話し合ってください。

(3)富山県において、高齢者の運転免許証の自主返納を促進する場合、どのような課題があるか、また、どのように対応していけばよいか、自由に話し合ってください。

(4)北陸新幹線開業後、羽田便を核とする富山空港では利用率が低下していますが、県としてどうあるべきか、自由に話し合ってください。

(5)県民の防災意識を高めるとともに、日常生活における備えや地域の防災活動など、具体的な行動につなげるために、行政としてどのような取組みが効果的か、自由に話し合ってください。

(6)近年、プラスチックごみによる環境破壊が、世界的に問題となっています。環境保全を強化するために、県としてどのようなことに取り組めばよいか、自由に話し合ってください。

(7)虐待や交通事故など子どもが被害者となる事件が全国で相次いで発生しています。子どもが犯罪等に巻き込まれない社会をつくるために、どのような取組みが必要であるか、自由に話し合ってください。

(8)本年10月に、国内初となる世界で最も美しい湾クラブ世界総会が本県で開催されます。本県の美しい富山湾は強みであり、今後更なる誘客につなげるために、どのように魅力発信すればよいか、自由に話し合ってください。

(9)富山の自然や風土から生まれた越中万葉をはじめとするふるさと文学は、ふるさと富山に対する誇りや愛着を育みます。このふるさと文学の振興について、自由に話し合ってください。

【2018】

(1)観光客等に向けたお土産について、富山県のことを思い出し、周囲の方々に富山県のことを語ってもらい、再び訪れたい、又は、初めて行ってみたいと思ってもらうためには、どのようなものがよいか、自由に話し合ってください。

(2)富山県では本年11月に高齢者を主役とした「ねんりんピック富山2018」が開催されますが、この大会を契機として、高齢者が運動する習慣を定着させるために、県はどのようなことに取り組めばよいと思うか、自由に話し合ってください。

(3)富山県を訪れる外国人観光客は近年増加の傾向にありますが、どのようなことで困っていると思うか、その対策もあわせて、自由に話し合ってください。

(4)富山県では、様々な媒体を活用して、情報発信を行っているところです。今後、富山の魅力をより効果的に情報発信していくために、県はどのように取り組めばよいと思うか、自由に話し合ってください。

(5)富山県内における住民基本台帳上の外国人住民数(平成30年1月1日現在)は89カ国・地域16,637人と4年連続で増加し、過去最高となりました。富山に住む外国人と、言葉や文化、生活習慣の違いを越えて共生していくために、県はどのように取り組めばよいと思うか、自由に話し合ってください。

(6)働き方改革の一環として、民間企業等では、朝型勤務やフレックスタイム制、テレワークの導入など、勤務時間に係る制度を見直す動きがあります。地方公共団体の働き方改革を促進するためにはどのようなことに取り組めばよいと思うか、提供すべき行政サービスへの影響も考慮したうえで、自由に話し合ってください。

(7)富山県では、平成29年に富山県美術館がオープンしたこともあり、芸術文化の振興に対する県民の満足度が高まってきています。今後も様々な年代の人に、芸術文化に触れてもらうためには、どのような企画があったらよいと思うか、自由に話し合ってください。

(8)2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」の波及効果を十分に活かし、富山県の地域活性化につなげるために取り組むべき方策について、自由に話し合ってください。

(9)決裁文書の改ざんやセクシュアル・ハラスメント行為により公務員が処分されましたが、公務員に求められる倫理について、自由に話し合ってください。

(10)文部科学省が昨年末に発表した「学校における働き方改革に関する緊急対策」では、部活動を、将来的には、学校単位の取組から地域単位の取組みにし、学校以外が担うことも検討するとされました。学校の部活動を、地域の総合スポーツクラブなどに移行することの是非について、自由に話し合ってください。

【2017】

(1)ふるさと納税において、多くの自治体では、寄附者に対し返礼品を送付しており、最近は、制度の本来の趣旨から離れて、この返礼品の額や返礼に伴う減税額が話題となることがあります。生まれ故郷や応援したい自治体に寄附をするという制度本来の趣旨を念頭に、返礼品の内容や額はどのようなものであるのがよいと思うか、自由に話し合ってください。

(2)富山県では、G7富山環境大臣会合の成果を踏まえ、食品ロス・食品廃棄物の削減に取り組んでいます。食品ロス・食品廃棄物の削減を推進するためにどうすればよいか、話しあってください。

(3)富山県では、富山米の新品種「富富富(ふふふ)」を開発し、平成30年度から本格販売をはじめる予定としています。米の産地間競争が激化する中で、この新品種「富富富(ふふふ)」を全国の消費者から愛されるようにするにはどのようなことに取り組めばよいと思うかについて、自由に話し合ってください。

(4)富山県における観光について、その弱みとして、観光客の滞在時間が短く、消費金額が少ないことがあげられています。この弱みをなくすために、県はどのようなことに取り組めばよいと思うか、自由に話しあってください。

(5)富山県では、「健康寿命日本一」を目指し、健康づくりを県民運動として展開することとしています。富山県が健康寿命日本一となるためには、どのようなことに取り組めばよいと思うか、自由に話し合ってください。※健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。

(6)文部科学省の学習指導要領改定案では、小学生の外国語の学習時間数を増やすことが示されています。小学生が外国語を学ぶことについてどのように考えるか、自由に話し合ってください。