【公務員】行政用語を学ぼう!【政策・施策・事業の違い】

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はじめに

国や自治体が公表している文書や計画書を読むと、「政策」や「施策」、「事業」といった言葉を目にします。

また、面接試験などでは「うちの市の事業で関心を持ったものはある??」などと聞かれることもあります。

このときに受験生が迷うのが「事業っていったい何?」、「政策と施策の違いって何?」ということでしょう。

今日は、この3つの言葉について説明していきます。

公務員試験自体にダイレクトで関係するものではありませんが、これらの言葉の意味を知っておくだけで、行政の各種計画書などを読むときの見え方が変わってくるでしょう。

政策・施策・事業の違いについて

これら3つの言葉の意味について、個別に整理すると、

・政 策 → 行政活動の大きな方針
・施 策 → 政策を実現するための方策
・事 業 → 施策を実現するための個別具体的な取組

以上のようになります。

 

要するに、政策という大目標を実現するための手段が施策であり、施策を実現するための手段が事業(事務事業)となります。

ただ、これだけだと分かりにくいので、具体例でみていきましょう。

「子育て支援」を例として考えていきます。

(例)〇〇市における「子育て支援」の政策体系

 

 政策 → 子どもを生みやすく育てやすい環境の実現

   施策(1) → 待機児童の解消

     事業① → 私立保育園の整備に向けた補助金制度の創設

     事業② → 保育園整備に向けた区有地の無償貸与

   施策(2) → 経済的負担の軽減

     事業① → 子どものワクチン費用の助成

     事業② → 非課税世帯への出産費用の助成

   施策(3) → 良好な育児環境の整備

     事業① → ひとり親家庭への生活相談窓口の設置

     事業② → 都市公園の整備

以上のような形で、政策と施策と事業がつながっています。

つまり、

 「政策」は組織としての大きな方針(目標)であり、それを実現するための手段が「施策」、そして、その施策を実現するための細かい取組内容が「事業」となります。

別な言い方をして説明すれば基本的には役所というのは「部-課-係」という組織単位で仕事をしていますが「部として達成すべき目標が政策」、「課として取り組むものが施策」、「係で取り組む具体的な仕事内容が事業」という見方もできます。

 

組織としての明確な「政策」があるから「部」がつくられ、その下に「施策」を担当する「課」や「事業」を担当する「係」が作られていくのです。

以上が、政策・施策・事業の説明となります。

 

このような政策体系を学んだ後に、皆さんの志望先の自治体の計画書を読むと、また違った見え方がしてくると思います。

注意点

ただし、国や自治体でも常に明確に意味を分けて「政策・施策・事業」という言葉を使用しているわけではありません

「事業」といったら「個別具体的な取組内容」という理解で問題はありませんが、「政策」や「施策」についても事業と同様の意味で使われることもあるので注意が必要です。

 

例えば、「政策立案」や「政策提案」と言った場合の「政策」という言葉は、「事業という意味」で使われているパターンでしょう。

また、面接試験で「〇〇市の施策で興味のあるものはあるか?」と聞かれた場合の「施策」という言葉も、「事業という意味」で使われていいますので、面接官には具体的な事業内容で答えるべきとなります。

 

このように、ケースバイケースで使われ方が変化することもありますので、この点には注意をしてください。

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