こんにちは、公務員試験「面接・論文」対策ラボ@アップドラフトです!
この記事では埼玉県庁の過去問(論文試験)を掲載しています。
論文対策を効率的に行うためには、過去問の分析が必要不可欠です。
以下の過去問を参考にしながら、埼玉県庁対策を進めていきましょう!
【埼玉県庁】論文試験:過去問
上級試験
一般行政
【2022】
人と人との関係性や「つながり」が希薄化する中、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化することにより、これまで内在していた孤独・孤立の問題が顕在化し、一層深刻な社会問題となっている。この問題に政府一体となって取り組むため、令和3年2月、内閣官房に孤独・孤立対策担当室が設置され、令和4年2月には官・民・NPO等の連携強化の観点から「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」が発足したところである。そこで、次の2点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
(1)我が国において、新型コロナウイルス感染拡大前から、人と人との関係性や「つながり」が希薄化していった背景には、どのような要因があると考えるか。
(2)あなたが特に支援が必要と考える状況に置かれている人の例を1つ挙げ、その人に対し、行政としてNPO等と連携しながら、どのように取り組んでいけばよいか。
【2021】
令和2年12月、「デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針」が閣議決定された。本年9月にはデジタル社会形成基本法の施行が予定されている。本県においても、行政のデジタル化を着実に推進するとともに、社会基盤としてのデジタルインフラを浸透させることで社会全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)を目指す「埼玉県デジタルトランスフォーメーション推進計画」を本年3月に策定したところである。そこで、次の2点について900字以上1,100字以内で論じなさい。
(1)デジタル社会の実現が求められる社会的背景、理由は何か。
(2)デジタル社会の実現に向け、行政が取り組むべきことや取り組む上での課題は何か。
【2020】
平成27年国勢調査の結果では、埼玉県は県外に通勤又は通学している者が100万人を超えており、その多くはいわゆる「埼玉都民」と呼ばれる東京都内への通勤・通学者である。また、埼玉県の昼夜間人口比率(夜間人口100人当たりの昼間人口の割合)は88.9で、全国の都道府県の中で最も低く、埼玉県の大きな特徴となっている。そこで、次の2点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
1 この特徴は埼玉県や県民の生活にどのような影響を与えているか。
2 その影響を踏まえ、今後、行政はどのように取り組むべきか。
【2019】
AI(人工知能)やIoT(物のインターネット)、ロボットなどの新技術により様々な分野での変革が進んでいる。埼玉県ではこうした状況に対応し、スマート社会の実現に向けて、産業分野の生産性を高める第4次産業革命の促進のほか、県民がスマート社会を実感できる施策の展開や県庁の業務効率化に取り組んでいる。そこで、以下の2点についてあなたの考えを900字以上1100字以内で論じなさい。
1.AIやIoT、ロボットなどの新技術の活用により県民の生活はどのように変わっていくか。
2.スマート社会の実現に向け、埼玉県が取り組むべきことは何か。
【2018】
今後、全国一のスピードで高齢化が進むことが見込まれる埼玉県では、子供や若者から高齢者まで県民の誰もが毎日を健康で生き生きと暮らすことができる健康長寿社会を実現することが重要な課題となっている。その実現に向け県では全国に先駆けて「健康長寿埼玉プロジェクト」をスタートさせ、「毎日1万歩運動」や「埼玉県コバトン健康マイレージ」などの取組を推進している。そこで、次の2点について900字以上1100字以内で論じなさい。
1.健康長寿社会の実現が求められている背景としてどのようなことが考えられるか。
2.県民の誰もが健康づくりを意識した生活を送るために行政が取り組むべきことは何か。
【2017】
子供の貧困率は13.9%とされており、これは、およそ7人に1人が経済的に困難な状況にあるという高い水準である。埼玉県では、新たな試みとして、ボランティアや大学、民間企業等と協力した生活保護世帯の子供への学習支援をスタートさせ、今では全国に広がっている。そこで、次の2点について900字以上1100字以内で論じなさい。
1.子供の貧困が生じる背景としてどのようなことが考えられるか。
2.子供の貧困の解決に向け行政が取り組むべきことは何か。
【2016】
埼玉県の人口は間もなく減少に転じるとともに、75歳以上の高齢者人口が急速に増加することが見込まれている。こうした高齢化に伴う医療・介護需要の増大や生産年齢人口の減少に伴う活力の低下など、いわゆる「2025年問題」に対応するため、埼玉県は、政策の柱として「シニア革命」を掲げ、高齢者が活躍できる社会を実現するべく、各種施策に取り組んでいる。そこで、高齢者が活躍できる社会の実現に向けた課題と、行政が取り組むべき対策について900字以上1100字以内で論じなさい。
【2015】
本年3月、北陸新幹線が開業するとともに上野東京ラインも開通するなど鉄道の利便性が向上しているほか、圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の久喜白岡ジャンクション~境古河インターチェンジ間が開通するなど道路網の整備も進んでおり、本県を取り巻く交通アクセスの改善により個人や企業の活動が活発になることが期待される。そこで、埼玉県の特徴を踏まえ、交通アクセスの改善を地域経済の活性化につなげるために取り組むべきことについて900字以上1100字以内で論じなさい。
【2014】
政府は、「日本再興戦略」を閣議決定(平成25年6月14日)し、産業競争力強化法を制定するなど、グローバル競争に勝ち抜ける日本経済にするため、「産業競争力の強化」を推進することとしている。そこで、今我が国において「産業競争力の強化」が必要とされる背景、及び「産業競争力の強化」を図るため行政に求められる取組について900字以上1100字内で論じなさい。
【2013】
本年4月、総務省が発表した平成24年10月1日現在の人口推計によると、65歳以上の高齢者人口は過去最高の3079万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も24.1%となった。急速に進む高齢化の中で、行政としての課題や目指すべき方向性について900字以上1100字以内で論じなさい。
【2012】
厚生労働省発表の福祉行政報告例(平成23年7月分概数)によると、平成23年7月の全国の生活保護受給者が205万人を超えて60年ぶりに過去最多を更新し、その後も増加傾向にある。また、平成21年度以降、国及び地方公共団体が負担する生活保護費は3兆円を超えている。そこで、次の2点について900字以上1100字以内で論じなさい。
1.その背景
2.このことに関するあなたの考え
【2011】
総務省が実施した平成22年国勢調査(速報値)によると、平成17年から平成22年の人口増加率が調査開始以来最低となっています。この間、埼玉県では人口が微増していますが、今後は減少に転じると見られています。そこで、次の2点について900字以上1100字以内で論じなさい。
1.その背景
2.このことに関するあなたの考え
【2010】
最近、移動手段として、自転車が注目されています。埼玉県においても、自転車の利用拡大に向けた取組を進めています。そこで、次の2点について900字以上1100字以内で論じなさい。
1.その背景
2.このことに関するあなたの考え
【2009】
近年、雇用を確保するための「ワークシェアリング」が注目されています。そこで、次の2点について900字以上1100字以内で論じなさい。
1.その背景
2.このことに関するあなたの考え
【2008】
近年、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」の実現に向けた官民一体の取組が始まりました。そこで、次の2点について900字以上1100字以内で論じなさい。
1.その背景
2.あなたの考え
福祉、心理
【2020】
2019年4月から「働き方改革関連法」が順次施行され、長時間労働の是正や多様で柔軟な働き方の実現、雇用形態に関わらない公正な待遇の確保などを内容とした「働き方改革」が進められている。そこで、次の3点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
1 働き方改革が必要とされている社会的背景、理由は何か。
2 働き方改革を進めるに当たっての課題は何か。
3 その課題を踏まえ行政はどのように取り組むべきか。
【2019】
都市部ではプライベートを重視する傾向や地域との関係の希薄化などから、地縁のコミュニティである自治会や町内会に加入しない人が増えている。一方で、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用したインターネット上のコミュニティは活発化している。そこで、次の2点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
1 自治会、町内会の加入率低下は地域社会にどのような影響を与えるか。
2 これからのコミュニティのあり方についてどのように考えるか。
小・中学校事務、警察事務
【2022】
新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの行動・意識・価値観に変化をもたらし、デジタル技術の活用を始めとした新たな社会生活への転換が進んでいる。そこで、次の2点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
(1)新型コロナウイルス感染症の拡大は、私たちの行動・意識・価値観にどのような変化をもたらしたか。
(2)ポストコロナ※を見据え、より県民の生活を豊かにしていくため、県としてどのような取組をしていくべきか。
※ポストコロナ:世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大を境に価値観や行動様式
の転換が起き、社会に定着する期間
【2021】
全国の児童相談所における児童虐待に関する相談対応件数は増加傾向にあり、児童虐待防止については、依然として社会全体で取り組むべき重要な課題となっている。そこで、次の2点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
(1)児童虐待防止に向け、社会全体としてどのような取組が必要か。
(2)(1)を踏まえ、行政の役割は何か。
【2020】
国境を越えた人、モノ、情報の流れが加速し、グローバル化が進展している。また、深刻な労働力不足に対応するため、出入国管理及び難民認定法の改正により、2019年4月から新たな在留資格が創設され、埼玉県の外国人住民がさらに増加することが見込まれる。こうした中、埼玉県では、外国人住民を支援の対象として捉えるのではなく、日本人と共に社会を担っていく存在と捉え、それぞれの個性と能力を十分に生かせる多文化共生の取組を推進している。そこで、次の2点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
1 外国人住民が地域の構成員として安心して暮らすためには何が必要か。
2 多文化共生社会を築いていくために行政はどのように取り組むべきか。
【2019】
埼玉県は今後、生産年齢人口(15歳から64歳まで)が急速に減少すると見込まれている。その一方で、健康に対する意識の高まりや、医療の進歩等により、元気な高齢者が増えている。このような元気な高齢者が社会で活躍できる場を広げていくことが必要である。そこで、以下の2点についてあなたの考えを900字以上1,100字以内で論じなさい。
1 高齢者が社会で活躍することで、どのような効果が期待できるか。
2 高齢者が社会で活躍できる場を広げるために、どのような取組が考えられるか。
初級試験
栄養士及び司書を除く
【2020】
あなたが得意なこと又は人に誇れることは何か。またそれを県職員としてどのように生かしていこうと考えるか、700字以上900字以内で述べなさい。
【2019】
県民から信頼される県職員とは、どのようなものか。また、信頼される県職員になるためにはどのような心がけを持って職務に従事すべきか、あなたの考えを700字以上900字以内で述べなさい。
栄養士
【2020】
近年、子供の食を取り巻く社会環境が変化し、栄養摂取の偏りや朝食欠食といった食習慣の乱れ等に起因する肥満や生活習慣病の顕在化が指摘されている。そこで、子供が食に関する正しい知識を身に付けるために必要な取組について、700字以上900字以内で論じなさい。
【2019】
近年、子供の食を取り巻く社会環境が変化し、栄養摂取の偏りや朝食欠食といった食習慣の乱れ等に起因する肥満や生活習慣病の顕在化が指摘されている。そこで、子供が食に関する正しい知識を身に付けるために必要な取組について、700字以上900字以内で論じなさい。
司書
【2020】
少子高齢化の進展、ICT(情報通信技術)の高度化、グローバル化などの社会状況の変化に対応するために、これからの県立図書館は、従来の枠組みにとらわれない、新たな図書館サービスに取り組んでいくことが求められています。そこで、どのような取組が考えられるか、700字以上900字以内で論じなさい。
【2019】
近年、生活環境の変化や様々な情報メディアの発達・普及などを背景として、若者の読書離れが指摘されている。そこで、若者が読書に興味を持つために必要な取組について、あなたの考えを700字以上900字以内で論じなさい。