京都教育大学の紹介
教育の総合大学
「教育の総合大学」をキャッチフレーズに、本学は組織や体制を整備し、ほぼ全校種・全教科の教員免許に対応した教育学部・学校教員養成課程、特別支援教育特別専攻科を有しています。
令和4年度には従前の二つの大学院――教育学研究科、連合教職実践研究科――を統合し、新たな連合教職実践研究科(京都連合教職大学院)を発足させる予定です。
附属機関としては、教育創生リージョナルセンター機構(教職キャリア高度化センターと総合教育臨床センターで構成)、環境教育実践センターを設置しています。
なかでも、教職キャリア高度化センターは学生教育、現職教員研修の両面において、京都府・京都市教育委員会と連携して教員養成の高度化を推進する、本学独自の機関になっています。
また、6つの附属学校園――附属幼稚園、附属桃山小学校、附属桃山中学校、附属京都小中学校(義務教育学校)、附属高等学校、附属特別支援学校――も擁しています。
附属学校園は教育の実践研究の場であり、大学と協働し、新しい教育のあり方を開発することを使命としています。
本学の学生は全員、いずれかの附属学校園で教育実習を行うことになっています。
伝統に支えられた高い専門性
本学は、明治9年(1876年)創設の京都府師範学校を前身とし、昭和24年(1949年)に新制の京都学芸大学となり、昭和41年(1966年)に現在の名称になりました。
特筆すべきは、つねにその時代にふさわしい、最新の内容を教えられる教師を養成してきたことです。
そうするためには、学生を研究の最先端に導く必要があります。
本学はすぐれた教授陣を配して高い研究水準を維持し、学生たちに学術研究の意義と愉しさを知らしめてきました。
研究で得た知見を机上の知識に終わらせず、教育現場でしなやかに展開できる、そうした学生を育てることが、私たちの理想です。
学部生は全員が――小学校教員志望であれ、中学校・高校の教員志望であれ――入学時から特定の専攻に所属し、専門分野の単位を履修します。
3回生後半になると、卒業論文に取りかかり、専門分野を究めます。
義務教育9年間を見通す視点
学部を卒業する段階で、小学校・中学校の教員免許が両方とも取得できることを、カリキュラム上保証しています。
学部生の70%以上が小学校・中学校両方の教員免許を取得します。
小学校志望の学生も入学当初から専攻に所属して学ぶため、中学校の教科の教員免許が取得できます。
得意な教科があれば小学校高学年での教科担任制に対応できるとともに、小学校での勉強が中学校でどう発展していくか見通せます。
また、中学校・高校の教員志望の学生も小学校教員免許を取得して、小学校で何を学んできたか知ったうえで中学生、高校生の教育に当たります。
小・中両方の教員免許を有し、義務教育9年間を見通す視点を持つことは、小中一貫教育校や義務教育学校で教壇に立つときにも、大きな強みになります。
充実した実地教育
学校現場では予想もしていなかった教育課題が次々に出てきます。
そうした諸問題について大学で学ぶだけでなく、それを学校現場で実地に捉え直すことによって、主体的に課題に対処できる力が培われます。
教育学部では、「公立学校等訪問演習」「附属学校参加実習」等の実地教育科目を必修とし、1回生から系統的に配置しています。
3回生になると、「教育実習」「公立学校インターンシップ」等で学校現場への関わりを本格的に深めます。
多数の学生が公立学校にボランティアに赴くことも、本学の特長であり、「学校ボランティア実習」として単位化し、奨励しています。
また、正課外の活動として「グローカル教員育成プログラム」「スポーツ指導力養成プログラム」等を開設し、自主的な研鑽を促しています。
教職に就く夢をかなえるためのキャリア支援体制も充実しています。
多様な連携
教育委員会や公立学校、また他大学と連携して、本学は教師教育の機能を強化してきました。
附属機関としては教職キャリア高度化センターが、教育課程としては大学院連合教職実践研究科が、中核的な役割を果たしています。
連合教職実践研究科は本学が基幹大学となり、京都府・京都市教育委員会と連携し、京都産業大学、京都女子大学、京都橘大学、同志社大学、同志社女子大学、佛教大学、龍谷大学が加盟しています。
さらに令和4年度からは、京都光華女子大学、京都ノートルダム女子大学が参加し、小学校教員養成課程を有する京都の大学の大半が加わる大学院になります。
「大学のまち京都」を象徴する、大学コンソーシアム京都(48大学が加盟)での学修の機会にも、学生は恵まれています。
また、学生が国際的視野を得る上でも、日本文化の中心・京都に位置する本学は、大きな利点を有しており、中国、タイ、韓国、カナダ、ドイツの伝統ある大学と交流協定を結び、留学生を送り出しています。
京都教育大学の面接カード内容
・学歴(高等学校以降は全て記入してください)
・職歴(アルバイトも含めて記入してください)
・他の試験の受験状況(他の国立大学法人、公務員、民間企業等[受験予定、選考結果を含む])
・クラブ、サークル活動
・趣味、特技等
・得意な学科、分野、外国語等
・資格等(取得理由も記入してください。)
・志望動機(国立大学法人等を志望した理由及びその中から本学を志望する理由を含めてください)
・採用に向けての自己PR (採用されたらやりたいこと、組織で働くうえで果たせる役割等にも触れてください)
・その他特記すべき事項(勤務可能年月日、職務の希望等)
※面接カードの内容は変更される可能性があります。あらかじめご了承ください。
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