こんにちは、公務員試験「面接・論文」対策ラボ@アップドラフトです!
この記事では京都市の過去問(作文試験)を掲載しています。
作文対策を効率的に行うためには、過去問の分析が必要不可欠です。
以下の過去問を参考にしながら、京都市対策を進めていきましょう!
京都市:過去問
上級Ⅰ
【2020】
最近5年間で最も後悔したことと,その前後でどのように自分の行動が変わったか述べよ
【2019】
最近5年間で,他者との関わりの中で自分が成長できたと思えることと,それを活かして,現在取り組んでいること
【2018】
最近5年間で,困難を乗り越えた経験と,その経験から学んだこと
【2017】
最近5年間で、失敗して最も悔しかったことと、その経験から学んだこと
【2016】
最近5年間で、人との関わりの中で苦労したことと、その経験から学んだこと
【2015】
最近5年間で、最もプレッシャー又はストレスに感じた出来事と、その場面をどのように乗り越え、その経験から何を学んだかについて
【2014】
最近5年間で、他人から注意を受けた自らの行動と、その後の対処について
【2013】
最近5年間で、失敗したと思う出来事と、その経験を今後どのように活かしたいかについて
【2012】
最近5年間で、最も後悔したことと、その経験から学んだことについて
【2011】
最近5年間で、他者と協力して成果を得た出来事と、その経験から学んだことについて
【2010】
最近5年間で、身近な人との関わりから学んだことについて
【2009】
自分が成長できたと感じる出来事について、例を挙げて述べてください。ただし、5年以内の出来事とします。
【2008】
これまで最もつらかったことと、それをどのようにして乗り越えたか
上級Ⅰ(京都方式)
【2020】
本市では,平成15年に政令市初の「市民参加推進条例」を制定するなど,全国に先駆けて,市民参加を基本原則として市政運営を行っています。昨今,新型コロナウイルス感染症の拡大により,市民生活や経済活動に甚大な影響が生じており,本市でもこの状況への対応が求められているところです。
このような新たな課題に対応していくためには,異なった立場や分野の人々が課題を共有し,新たな行動を生み続けていくこと,そして,そうした行動を持続可能に支援し合える関係を築くことが必要となります。
本年5月に,“みんなごと”のまちづくり推進事業「まちづくり・お宝バンク(※)」の特定テーマとして,「新型コロナによる危機や課題に対応する取組提案」の募集を開始しました。この提案を市民と広く共有するとともに,連携の輪を拡げることにより,新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい社会情勢を乗り越えていくことを目指しています。
※「まちづくり・お宝バンク」について京都のまちの様々な課題の解決を「ひとごと」とせず,市民と本市が共に「自分ごと」,「みんなごと」と捉えて協働するまちづくりを推進するため,広く市民の皆様から,京都がもっとよくなる,もっと住みやすくなる,まちづくりの取組提案を募集し,「まちづくり・お宝バンク」に登録・公開するとともに,提案の実現や市政への反映に向け,多彩な市民力・地域力を活かした,きめ細やかなサポートを行っています。
(設問)
次の(1)(2)について,あなたの考えを述べてください。ただし,解答は,900字以内とします。
(1)新型コロナウイルス感染症に対する本市の取組として,具体的にどのような取組が必要だと思いますか。以下から1つの分野を選び,その分野の取組について述べてください。
<分野>環境・文化・経済・観光・福祉・子育て・教育
(2)異なる立場の方々が対話・連携し新たな行動を生み出していくには何が大切か,あなた自身の経験をもとに述べてください。
【2019】
SDGsは、「誰ひとり取り残さない」を理念として、気候変動、自然災害、生物多様性、紛争、格差の是正などの国内外の課題の解決に向けて、国連で採択された全世界で取り組む持続可能な開発目標です。2030年までの目標達成に向けて、政府だけでなく、地方自治体や民間企業等も取り組むこととされています。
京都市は、日本経済新聞の「全国市区・サステナブル度・SDGs先進度調査」において、全国815市区中、首位となりました。急速に人口減少や高齢化が進み、より効率的で水準の高い施策・事業を迫られている中、一人一人を大切にする子育て支援、教育、福祉、人権、公共交通、環境、防災、減災などの取組が、「経済」・「社会」・「環境」3分野において高く評価されたものです。
今後もSDGsの達成に向け、「経済」、「社会」、「環境」、「健康」、「福祉」、「教育」、「防災」などの分野で、持続可能なまちづくりを進めていく必要があります。
(設問)
次の(1)(2)について、あなたの考えを述べてください。ただし、解答は、900字以内とします。
(1)SDGsの理念に基づく本市のこれまでの取組について、あなたが最も評価できるものを1つ挙げて、その理由を説明してください。
(2)(1)の分野にかかわらず、あなたが本市の政策担当者として、SDGs達成への課題解決に向けて取り組んでいきたい内容について、述べてください。
【2018】
仕事は、暮らしを支え、生きがいや喜びをもたらすものですが、同時に家事・育児、近隣との付き合いなどの生活も暮らしに欠かすことができないものです。内閣府によると、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)が実現した社会とは、「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」と謳われています。
京都市では、ワーク・ライフ・バランスの考え方を更に一歩推し進め、「真のワーク・ライフ・バランス」を提唱しています。その特徴は、「ワークとライフの時間配分」だけでなく、「地域・社会への参加・貢献」に重点を置いていることです。このような考え方の下、市民ひとりひとりがライフスタイル・ライフステージに応じて「真のワーク・ライフ・バランス」を実践していくための環境整備、普及啓発・情報発信などを進めるとともに、京都市職員の働き方改革を推進しています。
そこで、次の(1)(2)について、あなたの考えを述べてください。ただし、解答は、900字以内とします。
(1)「真のワーク・ライフ・バランス」の実現のために、個人や家庭においてできること、企業・職場において取り組むべきこと、また行政において主導すべきことなど様々な取組が考えられますが、あなたはどのような取組が必要だと思いますか。例を挙げて述べてください。
(2)あなた自身が、仕事と、家庭生活や趣味の活動・地域活動などの私生活との調和を実現させるために、これから社会人として実践したいことを述べてください。
【2017】
京都市では、「成熟した都市文化を基盤に新しい文化を創造し続けるまち」を目指して、平成29年3月に「第2期京都文化芸術都市創生計画」を策定しました。京都の文化芸術、有形無形の文化遺産は、衣食住をはじめとした暮らしの中に溶け込み、根付いています。
京都市ではこの計画の中で、「暮らしの文化や芸術に対する豊かな感受性を持った人々を育む」ことを方向性の1つに掲げ、まち全体の文化力の向上に取り組んでいます。
そこで、次の(1)(2)について、あなたの経験や考えを述べてください。ただし、解答は、900字以内とします。
(1)文化芸術にまつわる、あなた自身の経験を述べてください。なお、ここでいう文化芸術とは、建築物など目に見えるものだけでなく、食文化やスポーツ文化をはじめ、衣・食・住、慣習、地域活動など多様な文化を指し、また伝統的な文化芸術だけでなく、現代芸術を含む幅広い文化芸術を指します。また、題材とする経験は、京都に関係するものでなくても構いません。
(2)(1)の経験を踏まえて、「暮らしの文化や芸術に対する豊かな感受性をもった人々」を育むため、京都市が取り組むべき方策について、あなたなりの考えを述べてください。
【2016】
①平成27年の訪日外国人観光客数は、1,973万7千人に達し、過去最高を記録する中、京都にも多くの外国人観光客が訪れています。
一方で、外国人観光客の増加に伴い、生活習慣の違いなどから生じるマナー問題が課題となっており、京都市では外国人観光客に日本・京都の文化や生活習慣を正しく理解していただくための啓発活動に取り組んでいます。
そこで、前述の状況を踏まえ、次の(1)(2)について、あなたの考えを述べてください。ただし、解答は、900字以内とします。
(1)外国人観光客のマナー問題について具体例を挙げ、どういった点が課題であるかを述べてください。
(2)(1)の課題点を踏まえ、外国人観光客数の更なる増加と、市民生活との調和に向けた、「効果的な外国人観光客へのマナー啓発」について、あなたなりの方策を述べてください。
②京都市では「子育て・教育環境日本一・京都」に向けて、子育て支援施策の充実を進めており、保育所の待児童問題については、関西の政令指定都市で初めて、2年連続で「待機児童ゼロ」を達成しています。
一方で、「兄弟姉妹で同じ保育園に預けられなかった」「通勤に不便な保育園しか空きがなかった」など、親が希望する保育所に入所できないという声もあります。厚生労働省の待機児童の定義では、「特定の保育所などを希望し、他に入所可能な場所があるのに利用を辞退した」「親が求職活動を休止した」といったケースは待機児童に含まれないため、潜在的な待機児童が存在しているとの指摘が全国的にあります。
そこで、前述の状況を踏まえ、次の(1)(2)について、あなたの考えを述べてください。ただし、解答は、900字以内とします。
(1)保育所の待機児童について、どういった点が課題であるかを述べてください。
(2)(1)の課題点を踏まえ、保育所の「待機児童ゼロ」の継続に留まらず、子を持つ全ての親が子育てをしやすい環境の整備に向けて、あなたなりの方策を述べてください。
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