【公務員】財政学の傾向と対策【頻出中心の勉強法】

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科目概要

財政学では(1)財政についての事情・制度(2)財政についての学説・理論を学ぶことになります。

範囲としては、事情・制度が7~8割程度、学説・理論が2~3割程度となっています。

 

なお、学説・理論で学ぶ内容はミクロ経済学・マクロ経済学と内容が重複しています。

そのため、ミクロ・マクロを既に学んでいる場合には、財政学単体での学習分量は減ることになるでしょう。

 

科目の性質としては「暗記科目」に属します。

とくに、7~8割を占める事情・制度では、その性質が強いと言えます。

 

そのため、ミクロ・マクロが苦手な人でも、財政学は得意科目にできる可能性があります。

経済系科目が苦手な人こそ、財政学だけは力を入れるべきです。

 

なお、財政学では細かい数字がたくさん出てきますが、こだわりすぎる必要はありません。

「〇〇兆円ぐらい」「対前年で増加」など、おおまかな傾向を把握しておけば選択肢は切れるでしょう。

試験種ごとの傾向と対策

国家一般職

2020年(令和2年):出題テーマ

・我が国等の財政制度
・我が国の財政の状況
・我が国の経済の動向
・我が国の経済の動向
・世界経済の状況

出題パターンは、

・財政制度1問
・財政事情1問
・日本経済事情2問
・世界経済事情1問

というのが一般的です。

 

ここからも明らかなように、出題は圧倒的に「経済事情」に偏っています。

そのため、時事対策が極めて重要だと言えます。

 

財政制度で主に問われるのは予算制度です。

・予算総則、歳入歳出予算、継続費、国庫債務負担行為、繰越明許費
・一般会計、特別会計、政府関係機関予算
・本予算(当初予算)、暫定予算、移用と流用、予備費、補正予算

こういった内容がメインテーマとなります。

 

これ以外にも、

・国債(建設国債・赤字国債)、予算編成、決算

が選択肢に入ってきますが、やはり予算制度関連の内容だと言えるでしょう。

そのため、これらのテーマは重点的に対策する必要があります。

 

財政事情で主に問われるのは下記の内容です。

・一般会計(歳入歳出及び構成)
・財政赤字(財政収支対GDP比含む)
・国債(債務残高対GDP比含む)

これらについては細かい数値やデータを問われることになります。

直前期で構いませんが、基本的なデータについては覚え込んでいくことが必要となるでしょう。

 

「日本経済事情2問」と「世界経済事情1問」については『速攻の時事』のような時事対策本で知識を入れておくのが最も効率的だと思われます。

なお、アップドラフトでは『速攻の時事』の各章に対応したオリジナル問題を作成・無料公開しています。

 

リンクを張っておきますので、興味のある方はそちらもご覧ください。

※2021年版は現在準備中。2020年版はコチラ⇒確認テスト『速攻の時事』への対応問題(2020年受験向け)

国税専門官・財務専門官

2020年(令和2年):出題テーマ

・財政理論
・課税の理論
・我が国の租税制度
・我が国の財政投融資
・我が国の財政の状況
・我が国の一般会計歳出(グラフ)

出題パターンは

・理論(学説)2問
・制度2問
・事情2問

というのが一般的です。

 

バランスよくどの分野からも出題されるため、どれかに偏った対策は危険です。

理論・制度・事情をまんべんなく対策する必要があります。

 

頻出テーマは下記のとおりです。

・課税の効果(従量税・従価税)
・公債負担論
・ビルトイン・スタビライザー(定義・計算)
・予算制度
・財政投融資
・公債(国債・地方債)
・一般会計・財政事情(財政収支対GDP比、債務残高対GDP比、国民負担率等々)

特別区

2020年(令和2年):出題テーマ

・第二次世界大戦後の我が国の財政運営
・地方経費の分類と財政指標
・地方税の原則
・財政理論
・公共財の理論

頻出テーマは下記のとおりです。

・財政理論
・公共財(リンダ―ル・メカニズム含)
・財政投融資
・ジニ係数(ローレンツ曲線含)
・財政の3機能
・予算制度
・地方財政(地方財政計画、地方債含)
・租税の分類
・公債負担論

併せて、特別区ではあまり見かけないテーマも存在します。

それが下記のテーマです。

・一般会計
・財政事情
・社会的選択理論(投票のパラドックス含)

これらのテーマは、特別区では明らかに頻出度が低いです。

そのため、特別区のことだけを考えるのであれば、無理に手を出す必要はないとも言えます。

地方上級(県庁・政令指定都市)

地方上級では、国家財政に比べて地方財政からの出題が多いという特徴があります。

そのため、国家系ではあまり出題されない地方財政についても対策する必要があるでしょう。

 

ただし、ミクロ経済学やマクロ経済学とは異なり、地方上級の財政学は難易度が高くありません。

経済系科目の難易度が高いというのは、財政学にはあてはまらないのです。

 

したがって、ミクロ・マクロが苦手な場合には、財政学だけは力を入れてみるのがよいでしょう。

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