【公務員】予備校「TAC(タック)」を選ぶ際に気にすべきこと

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はじめに

公務員を目指す予備校選びの参考として、今回は「TAC」を取り上げます。

※前回の「LEC」についての記事は、以下のリンクからご覧ください。

TACといえば、「大卒試験に強い予備校」として業界では大手の予備校となります。

予備校を検討する際に多くの方がTACも候補の1つとして検討するのではないでしょうか。

そんなTACについて、予備校選びの参考資料として私見を述べていきたいと思います。

教材に不安がある(誤字脱字・文章力・最新情報未反映 等)

TACの公式教材である「Vテキスト」を拝見すると、非常に分かりにくい内容です。

大学教授が執筆しているのではないかと思うくらいに堅苦しい書きぶりであり、もっと平易に書いたほうが分かりやすいのに・・・と思ってしまいます。

例えば、Vテキスト「憲法」のP65をパッとみると、問題の解説文として「判例は、かような制限も合憲としている」とありますが、「かような」という表現自体が読み手への配慮がない書きぶりです。

また、細かい点ですが、「教育を受ける権利」と書いたり「教育をうける権利」と書いていたりするなど、校閲校正面でのチェックが足りない箇所が散見されるのがVテキストの特徴です。

市販でも販売しているので、実際に書店で見てもらいたいのですが、このテキストを読んで理解できるのであれば、そもそも予備校の利用は不要でしょう。

もしかすると、分かりやすく書くと講義が不要になってしまうため、あえて分かりにくい内容にしているのかもしれません。

なお、TACでは「講義ノート」という教材も使っているということで中古品を購入して中身を確認したのですが、教材としての統一感がなく科目ごとにレイアウトや文字の大きさも異なり、完成度の高さが科目によって異なっています

※一方、大原の教材は、全体での統一感もあり、要点がコンパクトで学びやすいと感じています。

なお、TACでは、2019年5月に『郷原豊茂の民法I 新・まるごと講義生中継』の販売中止・書籍回収を行い、こちらの本は全国の書店から姿を消しました。
これは、民法の改正内容(最新情報)を反映していなかったことが原因です。
→ 参考リンク(TAC公式)

以上をまとめると、TACの教材やテキストや書籍では、誤字脱字・表記の不統一・最新情報の未反映などが他の予備校よりも多いということになります。

講義量(講義トータル時間)が多い

TACでは、他の予備校と比べて、講義量が非常に多くなっています。

特に、大原や東京アカデミー、EYE、伊藤塾などと比べると、TACのほうが圧倒的に講義時間が多いです。

パンフレットを一見すると、授業回数ではLECとTACは同じくらいに見えますが、LECが1コマ2時間40分であるのに対し、TACは1コマ3時間であり、講義のトータル時間ではTACのほうが多くなっています。

この講義総時間の多さがTACの実績を支えている部分があるのかもしれません。

1年間や2年間で勉強に没頭できるなら、TACのカリキュラムをこなすことで専門科目や教養科目が万全となるのでしょう。
ただし、半年程度の短期間で最終合格を目指すのであれば、TACのカリキュラムは非常にタイトなためオススメできません

これからTACへの入会を考えている方は、試験本番までどのくらいの期間があるのかという観点でTACへの入会を検討すべきです。

論文添削や模擬面接の「無制限利用」は機能しているか

TACでは、他の予備校とは異なるウリとして、論文添削や模擬面接の無制限利用というサービスを用意しています。

ただ、ここで注意すべきは、無制限に利用できるとしてても、そのサービスがしっかり機能しているのか?(適切にサービスを受けることができるのか?)ということです。

「無制限に利用できること」と「適切にサービスを受けられること」は全く異なります

具体的に言えば、これまでTACに通っていた生徒たちから教えてもらった情報では、

・論文の添削は無制限だけど、返却されるのに1ヶ月以上待たなくてはならない

・論文の添削は無制限だけど、待たせられて簡単なコメントしか書かれていなかった

・模擬面接は無制限だけど、予約が埋まっていて埼玉や千葉県の校舎でしか予約できなかった

・模擬面接は無制限だけど、公務員のことに詳しくない人が面接官だった

などなど、サービスに対する不満の声も聞かれました。
※ただし、このような不満の声は、LECの生徒たちからも聞いたことがありますので、大手予備校の宿命なのかもしれません。

このように、「サービス無制限」をうたっている一方、適切なサービス提供には課題があると思われる状況です。

確かに、TACの都心の校舎だと生徒の数が500人~1000人と聞いていますので1人1人へのサービス提供には限界があるのでしょう。

予備校選びの際には、安易に「無制限」という言葉を受け取らないことが大切です。

おわりに

以上が、TACを選ぶ際に気にすべきところとなります。
皆さんが予備校を選ぶ際に参考としてみてください。

※前回の「LEC」についての記事は、以下のリンクからご覧ください。

※今回はTACについて取り上げましたが、TACに対して批判や否定を意図したものではありません。むしろ、TACには充実した担任講師制度など良い点も多くあります。あくまで、予備校選びの参考情報として本記事を執筆しています。

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