【公務員】説明会・セミナーでは質問しよう【面接で有利に…?】

はじめに

2月となり、これからの時期は「業務説明会(採用説明会)」が数多く開催されることになります。

今回の記事では、皆さんが業務説明会に参加する際のアドバイスを書いていきます。

 

そのアドバイスとは、結論から言いますと、「説明会では、担当者や職員に積極的に質問をしておこう」ということです。

業務説明会では、説明終了後や説明会の後半に必ず質疑応答や個別相談の時間が設けられます。

 

この質問タイムではすぐに帰宅してしまう方も多いのですが、それは非常にもったいないです。
このような時間こそ積極的に質問を行うべきです。

理由は2点あります。

間違ったイメージを解消するため

まず1つ目は、「間違ったイメージを解消するため」です。
自分がやりたい仕事の内容や意義などについて、自分で調べることも大切ですが、それが間違っていないか、正しく理解しているかについて確認できる場が質問タイムとなります。

面接試験では、採用されたらやってみたい仕事について質問されることもあります。

このときに面接官にトンチンカンなことを言わないためにも、業務説明会で確認できることは確認しておくべきです。

「説明会ではどのような質問をしたか?」と聞かれるため

2つ目の理由は、面接試験で「説明会ではどのような質問をしたか?」と聞かれることがあるからです。
このような質問を行う面接官の意図は、受験生が何に関心を持っているかを知ることにあります

例えば、貴重な質問タイムの場で

「残業は多いのか?」

「有給休暇はしっかり取れるのか?」

ということを質問している受験生は、業務に対する姿勢が消極的にうつります。

 

このような受験生よりも、

「御市が取り組む〇〇事業には、□□のようなメリットがある一方、△△のようなデメリットもある感じます。このようなデメリットにはどのような対応をされているのでしょうか??自身でも調べてみたのですが、どうしても分からなかったためご教示をお願いします。」

と質問している受験生のほうが面接官から高い評価をもらうことができます。

 

「どういうことを質問しているか」というのは、その受験生の知性や行政への関心度などを如実に表します。
働きやすさや福利厚生について聞くのは悪いことではありませんが、面接官にPRできるものではありません。

 

今後皆さんが各種説明会に行く際には、面接官から聞かれることを想定して、PRにつながることを質問しておきましょう。

※説明会で質問などをした際は、職員の年代・性別・所属部署などをメモしておきましょう(面接で、質問に対応した職員の特徴を聞かれることもあるため)。
※質問に対する答えについても、しっかりノート等に記録しておきましょう。