【公務員】感染症対策の論点整理【小論文】

はじめに

コロナウイルスの流行を受けて、公務員試験業界では、「感染症がテーマとして出てくるんじゃないか」との声が聞こえるようになりました。
まずはじめに、アップドラフトでは、コロナウイルスがピンポイントで出題される可能性は低いと考えています。

これについては、下記のコラムもあわせてお読みください。

ただし、コロナウイルスが出題されなかったとしても、「危機管理」という論点で、部分的に感染症について問われる可能性は否定できません。
そこでアップドラフトでは、感染症についてのポイントを幾つか整理しました。
ポイントは3つです。

感染症の問題点

まず感染症の何が問題なのかと言えば、

1.人々の健康を害し、最悪の場合は死に至らしめる
2.不安や混乱が原因となって経済活動を阻害する

という2点が挙げられるでしょう。

現に、このどちらもコロナウイルスによって引き起こされているところです。

 

前者が問題であるのは言うまでもありませんが、中長期的には後者も極めて重要です。

なぜなら、経済活動の停滞が起きれば、企業の売り上げは減少します。

売り上げが減少すれば、労働者の解雇、あるいは新規採用の抑制に繋がることが想起されます。

 

それは失業率の上昇を招き、引いてはGDPの減少に繋がるでしょう。

そうなれば税収は伸び悩み、やがては社会保障関係費の捻出が困難になるかもしれません。

これは明らかに問題だと言えるでしょう。

感染症の特徴

次に感染症の特徴として、

1.目に見えない
2.感染者から他の生物へ、感染が広がっていく

という2点が挙げられます。

 

1点目の、目に見えないというのは感染症の厄介なところです。

例えば、アメーバや細菌の場合には光学顕微鏡でなければ見ることはできません。

ウイルスやプリオンともなると電子顕微鏡が必要となります。

 

2点目の、宿主から他の生物への感染に関しては、「ヒト以外の生物→ヒト」というチャネルと、「ヒト→ヒト」というチャネルの2つのものがあります。

コロナウイルスやエボラウイルス、あるいは新型インフルエンザに代表される新興の感染症の場合、どちらのチャネルで感染が拡大しているのか、初期段階では特定が難しいことも少なくありません。

必要な対策

対策としては複数のものが挙げられます。

1.感染症情報の周知徹底

先の特徴で述べたとおり、感染源となっているウイルスは目に見えません。

目に見えないからこそ、人々の間には不安が生じやすく、結果として混乱を招きやすいと言えます。

 

これに対しては、感染症についての情報を行政が積極的に公開し、「今どうなっているのか」「現段階ではどう行動するのがベストなのか」の周知徹底が求められるでしょう。

2.ヒト以外の生物の殺処分

ヒト以外の生物を宿主として、ヒトへの感染が確認される場合には、当該生物の殺処分も検討しなくてはなりません。

仮に、ヒトへ感染する類のウイルスではなかったとしても、変異によってヒトへ感染する新型のウイルスとなる可能性があります。

 

そのため、心情としては非常に可哀想ではありますが、殺処分が必要となることもあるでしょう。

ただし、その結果として畜産農家に多大なる損害が出た場合には、行政からの経済的な支援も併せて検討しなくてはなりません。

3.患者の隔離

ヒトからヒトへの感染を最小化するためには、患者を病院へ隔離することや、あるいは外出の自粛を求めることが必要となるでしょう。

とくに東京に代表される都市圏の場合、ある個人が一日のうちに接触する人数が膨大であるため、感染リスクはそれだけ高まります。

 

こういった接触を抑えるだけでも、感染症の拡大に一定の歯止めをかけることは可能です。

4.非感染者に対する予防の励行

また、感染拡大を抑えるためには、各人の予防というのも極めて重要となるでしょう。

今回のコロナウイルスに限らず、一般的に予防で重要となるのは「手洗い・健康管理・保湿」の3点です。

 

行政には、これを励行していくことが求められるでしょう。

なお、政府部門の対応の具体例として、首相官邸は「新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~」とHP上での周知を図っています。

 

興味のある受験生はぜひ実際に確認してみてください。

以上が、感染症対策についてのポイント整理でした。

 

これ以外にも様々なポイントがあると思いますが、あくまでもひとつの例として見て頂ければと思います。

これらを参考にしつつ、ぜひ感染症対策の論文を書き上げてみてください。

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