岩手県庁の過去問(論文試験)を掲載しています。
試験対策を効率的に行うためには、過去問の分析が必要不可欠です。
以下の内容を参考にしながら、岩手県庁の対策を進めていきましょう!
【岩手県庁】論文試験:過去問
Ⅰ種試験
一般行政A
【2022】新型コロナウイルス感染症が拡大したことにより、これまで当たり前とされてきた社会や考え方が一変しています。そこで、あなたの考える課題を1つ挙げ、その課題を解決するために行政として必要な取組は何か、具体的に論じなさい。
【2021】岩手県が特に解決していかなければならないとあなたが考える課題を挙げ、その課題を解決するために行政として必要な取組は何か、具体的に論じなさい。
【2020】人口の減少は、県内の各地域における様々な需要の減少をもたらし、地域経済をはじめ、地域の社会システムに様々な影響を与えることが指摘されています。そこで、岩手県の現状における課題を1つ挙げ、その課題の10年後における望ましい姿を述べるとともに、そのために必要な取組について、具体的に論じなさい。
【2019】本県では、「東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる希望郷いわて」を基本目標に、今年度から10年間を計画期間とする「いわて県民計画(2019~2028)」を策定し、岩手の未来のあるべき姿を実現するための施策を展開しています。そこで、現在の県政課題を1つ挙げ、その課題の10年後における望ましい姿を述べるとともに、そのために必要な取組について具体的に論じなさい。
【2018】本県では、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」に基づき、いかなる大規模自然災害が発生しても「致命的な被害を負わない強さ」と「速やかに回復するしなやかさ」を持った安全・安心な地域社会の構築に向け、「岩手の強靭化」を推進するための指針「岩手県国土強靭化地域計画」を策定し、7つの事前に備えるべき目標に対する22のリスクシナリオ(起きてはならない最悪の事態)を設定しています。次の22のリスクシナリオ(起きてはならない最悪の事態)の中から1項目選び、そのリスク回避のための課題と対応方策について具体的に論じなさい。
【22のリスクシナリオ「起きてはならない最悪の事態」】
(目標)1いかなる大規模自然災害が発生しようとも、人命の保護を最大限図る
1-1地震等による建築物の大規模倒壊や火災による死傷者の発生(二次災害を含む)
1-2大規模津波等による多数の死傷者の発生
1-3異常気象等による広域かつ長期的な市街地等の浸水
1-4大規模な火山噴火・土砂災害等による多数の死傷者の発生
1-5暴風雪及び豪雪による交通途絶等に伴う死傷者の発生
1-6情報伝達の不備・麻痺・長期停止や防災意識の低さ等による避難行動の遅れ等で多数の死傷者の発生
(目標)2いかなる大規模自然災害が発生しようとも、救助・救急、医療活動等を迅速に行う
2-1被災地での食料・飲料水等、生命に関わる物資供給の長期停止
2-2多数かつ長期にわたる孤立集落等の同時発生
2-3自衛隊、警察、消防等の被災・エネルギー途絶等による救助・救急活動の絶対的不足
2-4医療・福祉施設及び関係者の絶対的不足・被災、支援ルートの途絶による医療・福祉機能等の麻痺
2-5被災地における感染症等の大規模発生
(目標)3いかなる大規模自然災害が発生しようとも、必要不可欠な行政機能を維持する
3-1行政機関の職員・施設等の被災による行政機能の大幅な低下
(目標)4いかなる大規模自然災害が発生しようとも、地域経済システムを機能不全に陥らせない
4-1サプライチェーンの寸断等による企業活動等の停滞
4-2食料等の安定供給の停滞
(目標)5いかなる大規模自然災害が発生しようとも、必要最低限のライフライン等を確保するとともに、早期復旧を図る
5-1電気・石油・ガス等のエネルギー供給機能の長期停止
5-2上下水道等の長時間にわたる供給停止
5-3県外との基幹交通及び地域交通ネットワークの機能停止
(目標)6いかなる大規模自然災害が発生しようとも、制御不能な二次災害を発生させない
6-1ため池、ダム、天然ダム等の損壊・機能不全による二次災害の発生
6-2農地・森林等の荒廃による被害の拡大
(目標)7いかなる大規模自然災害が発生しようとも、地域社会・経済を迅速に再建・回復する
7-1災害廃棄物の処理の停滞により復旧・復興が大幅に遅れる事態
7-2復旧・復興を担う人材の絶対的不足により復旧・復興が大幅に遅れる事態
7-3地域コミュニティの崩壊等により復旧・復興が大幅に遅れる事態
【2017】本県では、東日本大震災津波により甚大な被害を受けた三陸地域の早期の復旧、復興はもとより、長期的な視点に立ち、多くの人々をひきつけ、多様な人材が育まれる、将来にわたって持続可能な新しい三陸地域の創造を目指すため、「三陸創造プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは、「科学技術分野」、「環境共生・再生可能エネルギー分野」、「津波災害への次世代への継承」、「産業振興分野」及び「新たな交流による地域づくり」の分野で実施していますが、今後、プロジェクトを推進する上で課題となることを1つ挙げ、その解決策について論じなさい。
【2016】本県では、県の総合計画である「いわて県民計画」を策定し、産業振興や医療福祉の充実、社会資本の整備など7つの政策目標を立て「希望郷いわて」の実現に向けた取組みを展開しています。この政策の1つである「安心して心豊かに暮らせるいわて」を実現するためには、様々な状況に置かれた女性が自らの希望を実現して、個性と能力が発揮でき、男性も女性も全ての人にとって働きやすく暮らしやすい社会をつくることも必要とされています。そこで、本県の女性の労働力率をみると、下図のように、30歳代に一旦低下し、40歳代に再び上昇するという、いわゆるM字カーブを描いています。こうした現状を踏まえ、本県において女性の社会進出を促進するための課題を1つ挙げ、その解決策について論じなさい。
【2015】東日本大震災津波からの復興に関する県民意識調査において、下のグラフのような調査結果が公表されています。この結果報告から、あなたが考える本県の復興における課題を一つ挙げ、その課題を解決するために県の行政が取り組むべきことは何か、論じなさい。
一般行政A(特別募集)
【2019】今般、本県では、ICT(情報通信技術)の利活用により、地域が抱える課題の解決や生活の様々な場面における利便性の向上を図るため、「岩手県ICT利活用推進計画」を策定しました。そこで、地域が抱える課題解決や、県民一人ひとりの暮らし、仕事、学びの場における利便性の向上を図るために必要と考える、ICTを積極的に利活用した取組を1つ挙げ、その取組によってもたらされる効果(メリット)について、あなたが受験する専門分野の視点から論じなさい。
【2018】本県では、外国人県民等の言葉や生活の不便が解消され、お互いの理解が進むことで、日本人県民と外国人県民等がお互いの価値を認め合い、お互いの交流を通じて高め合い、共に主体となってより豊かで潤いのある地域社会を築いていくことを目指し、「多文化共生社会」実現のための取組を行っています。「多文化共生社会」を実現する上で課題となることを1つ挙げ、その解決策について論じなさい。
【2017】本県では、ふるさとを振興し、人口減少に立ち向かうための基本目標を定めるとともに、平成 27 年度から平成 31 年度までの5年間の主な取組方向や具体的な施策、数値目標等を示すものとして「岩手県ふるさと振興総合戦略」を策定しています。この戦略は、「岩手で働く」「岩手で育てる」「岩手で暮らす」の3つの施策推進目標から成り立っていますが、このうち1つの施策推進目標を選び、目標を達成する上での課題を1つ挙げ、その解決策について論じなさい。
一般行政以外の職種
【2022】新型コロナウイルス感染症が拡大したことにより、これまで当たり前とされてきた社会や考え方が一変しています。そこで、あなたの考える課題を1つ挙げ、その課題を解決するために行政として必要な取組は何か、具体的に論じなさい。
【2021】岩手県が特に解決していかなければならないとあなたが考える課題を挙げ、その課題を解決するために行政として必要な取組は何か、具体的に論じなさい。
【2020】人口の減少は、県内の各地域における様々な需要の減少をもたらし、地域経済をはじめ、地域の社会システムに様々な影響を与えることが指摘されています。そこで、岩手県の現状における課題を1つ挙げ、その課題の10年後における望ましい姿を述べるとともに、そのために必要な取組について、受験する職種の専門分野の視点から具体的に論じなさい。
【2019】本県では、「東日本大震災津波の経験に基づき、引き続き復興に取り組みながら、お互いに幸福を守り育てる希望郷いわて」を基本目標に、今年度から10年間を計画期間とする「いわて県民計画(2019~2028)」を策定し、岩手の未来のあるべき姿を実現するための施策を展開しています。そこで、あなたが受験する専門分野における現在の県政課題を1つ挙げ、その課題の 10 年後における望ましい姿を述べるとともに、そのために必要な取組について具体的に論じなさい。
【2018】本県では、「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」に基づき、いかなる大規模自然災害が発生しても「致命的な被害を負わない強さ」と「速やかに回復するしなやかさ」を持った安全・安心な地域社会の構築に向け、「岩手の強靭化」を推進するための指針「岩手県国土強靭化地域計画」を策定し、7つの事前に備えるべき目標に対する22のリスクシナリオ(起きてはならない最悪の事態)を設定しています。次の22のリスクシナリオ(起きてはならない最悪の事態)の中から1項目選び、そのリスク回避のための課題と対応方策について具体的に論じなさい。
【22のリスクシナリオ「起きてはならない最悪の事態」】
(目標)1いかなる大規模自然災害が発生しようとも、人命の保護を最大限図る
1-1地震等による建築物の大規模倒壊や火災による死傷者の発生(二次災害を含む)
1-2大規模津波等による多数の死傷者の発生
1-3異常気象等による広域かつ長期的な市街地等の浸水
1-4大規模な火山噴火・土砂災害等による多数の死傷者の発生
1-5暴風雪及び豪雪による交通途絶等に伴う死傷者の発生
1-6情報伝達の不備・麻痺・長期停止や防災意識の低さ等による避難行動の遅れ等で多数の死傷者の発生
(目標)2いかなる大規模自然災害が発生しようとも、救助・救急、医療活動等を迅速に行う
2-1被災地での食料・飲料水等、生命に関わる物資供給の長期停止
2-2多数かつ長期にわたる孤立集落等の同時発生
2-3自衛隊、警察、消防等の被災・エネルギー途絶等による救助・救急活動の絶対的不足
2-4医療・福祉施設及び関係者の絶対的不足・被災、支援ルートの途絶による医療・福祉機能等の麻痺
2-5被災地における感染症等の大規模発生
(目標)3いかなる大規模自然災害が発生しようとも、必要不可欠な行政機能を維持する
3-1行政機関の職員・施設等の被災による行政機能の大幅な低下
(目標)4いかなる大規模自然災害が発生しようとも、地域経済システムを機能不全に陥らせない
4-1サプライチェーンの寸断等による企業活動等の停滞
4-2食料等の安定供給の停滞
(目標)5いかなる大規模自然災害が発生しようとも、必要最低限のライフライン等を確保するとともに、早期復旧を図る
5-1電気・石油・ガス等のエネルギー供給機能の長期停止
5-2上下水道等の長時間にわたる供給停止
5-3県外との基幹交通及び地域交通ネットワークの機能停止
(目標)6いかなる大規模自然災害が発生しようとも、制御不能な二次災害を発生させない
6-1ため池、ダム、天然ダム等の損壊・機能不全による二次災害の発生
6-2農地・森林等の荒廃による被害の拡大
(目標)7いかなる大規模自然災害が発生しようとも、地域社会・経済を迅速に再建・回復する
7-1災害廃棄物の処理の停滞により復旧・復興が大幅に遅れる事態
7-2復旧・復興を担う人材の絶対的不足により復旧・復興が大幅に遅れる事態
7-3地域コミュニティの崩壊等により復旧・復興が大幅に遅れる事態
【2017】本県では、東日本大震災津波により甚大な被害を受けた三陸地域の早期の復旧、復興はもとより、長期的な視点に立ち、多くの人々をひきつけ、多様な人材が育まれる、将来にわたって持続可能な新しい三陸地域の創造を目指すため、「三陸創造プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトは、「科学技術分野」、「環境共生・再生可能エネルギー分野」、「津波災害への次世代への継承」、「産業振興分野」及び「新たな交流による地域づくり」の分野で実施していますが、今後、プロジェクトを推進する上で課題となることを1つ挙げ、その解決策について、受験する専門分野の視点から論じなさい。
【2016】本県では、東日本大震災の経験を踏まえ、防災意識の醸成や防災体制の整備のほか、道路・港湾等の社会資本の整備などに取り組んでいますが、引き続きこうしたソフト・ハード対策を組み合わせながら、防災対策の強化を図る必要があります。今後、災害から県民の暮らしを守るために、県が取り組むべき課題とその方策について、受験する専門分野の視点から論じなさい。
【2015】東日本大震災津波からの復興に関する県民意識調査において、下のグラフのような調査結果が公表されています。この結果報告から、あなたが考える本県の復興における課題を一つ挙げ、その課題を解決するために県の行政が取り組むべきことは何か、論じなさい。
Ⅱ種試験
一般事務
【2022】あなたが人と接するときに大切だと思うことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて具体的に論じなさい。
【2021】人と協力して物事に取り組む上で大切なことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて具体的に論じなさい。
【2020】あなたが最近特に関心を持っている社会の出来事について、あなたの考えを述べるとともに、岩手県職員としてどのように取り組んでいくべきか具体的に論じなさい。
【2019】あなたにとって、学校等の教育現場で働く意義について述べるとともに、教育現場で働く上で大切だと思うことについて具体的に論じなさい。
【2018】県教育委員会では、学校への不審者侵入や食中毒の発生、下校途中の交通事故等の危機発生に備えるため、「危機管理マニュアル」や「学校防災・災害対応方針」の策定・見直しを行い、事件・事故・災害等に対する危機管理の徹底を図っています。児童生徒の安全確保対策としてどのような取組が必要か、あなたの考えについて論じなさい。
【2017】本県の学校における課題を1つ挙げ、行政として取り組むべき解決策を論じなさい。
【2016】児童生徒が安全・安心な学校生活を送るために学校で取り組むべきことについて、あなたの考えを論じなさい。
【2015】パソコン・スマートフォンなどの通信機器の普及による児童・生徒への影響を挙げ、そのことについて学校で取り組むべきことは何か、あなたの考えを論じなさい。
警察事務
【2022】あなたがこれまで打ち込んできたことは何か、その経験を警察事務職員としてどのように生かしていきたいか具体的に論じなさい。
【2021】あなたが知っている警察事務職員の業務を挙げた上で、それが県民の生活とどのように関わっているか具体的に論じなさい。
【2020】あなたが警察事務職員になろうとする理由と目指している警察事務職員像について、具体的に論じなさい。
【2019】犯罪や事故のない街づくりのために果たすべき警察事務職員の役割について、その理由を含めてあなたの考えを具体的に論じなさい。
【2018】今、社会で問題になっていると思う事柄を1つ挙げ、その改善のため警察にはどのような責任や任務があるか述べるとともに、警察事務職員としてどのような心構えで職務を遂行していきたいか論じなさい。
【2017】警察として求められることは何か。それを踏まえ、あなたが警察事務職員として取り組んでいきたいことを論じなさい。
【2016】警察職員として県民に応対する際に心がけるべきことについて、その理由を含めてあなたの考えを論じなさい。
【2015】県民が警察に期待するものは何か。それに対して警察職員として果たすべき役割について、あなたの考えを論じなさい。
Ⅲ種試験
【2022】あなたが人と接するときに大切だと思うことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて述べなさい。
【2021】人と協力して物事に取り組む上で大切なことは何か、あなたのこれまでの経験を踏まえて述べなさい。
【2020】あなたが最近特に関心を持っている社会の出来事について、あなたの考えを述べるとともに、岩手県職員としてどのように取り組んでいきたいか述べなさい。
【2019】一人でも多くの若者に県内に定着してもらうため、あなたが有効(強み)と考える岩手県の魅力について論じなさい。
【2018】岩手に住みたい、働きたい、帰りたいという人々の願いに応えられる「豊かなふるさと岩手」を実現するために、あなたが県職員として取り組みたいことについて述べなさい。
【2017】住みよい岩手をつくるために、あなたが県職員として取り組みたいことについて述べなさい。
【2016】あなたが学校生活や日常生活で目標を持って取り組んできたことは何か。また、それを県職員としてどのように生かしていきたいか述べなさい。
【2015】あなたが、学校生活から学んだことは何か。それを県職員としてどのように生かしていきたいか、述べなさい。